口腔機能発達不全症ってなに?
こんにちは 歯科助手の北川です
今年も残すところあとわずかとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年の冬はインフルやその他感染症が猛威をふるっており、普段以上に気を付けて過ごしています(*_*)コワイヨ
さて、今回は《口腔機能発達不全症》について
口腔機能発達不全症ってなに?
口腔機能発達不全症は、口の周りの筋肉、特に口輪筋が弱く、口を閉じにくかったり、食べこぼしが多いなどの症状が現れる状態です。この状態が続くと、発音の遅れや、歯並びの問題を引き起こす可能性もあります。
口腔機能発達不全症のお子様へ!リットレメーターで楽しく口腔機能を鍛えよう!
「うちの子、口が閉じにくい」「食べこぼしが多い」など、お子様の口腔機能に悩んでいる方はいませんか?もしかしたら、お子様は「口腔機能発達不全症」の可能性があります。この症状は、口の周りの筋肉が弱く、食事や発語に影響が出る状態です。
そんなお子様におすすめなのが、「リットレメーター」というトレーニング器具です。リットレメーターは、口の周りの筋肉を鍛えることで、口腔機能の向上を図ることができる便利なアイテムです。この記事では、リットレメーターが口腔機能発達不全症のお子様にどのように役立つのか、その魅力についてご紹介します。
リットレメーターってどんなもの?
リットレメーターは、口唇閉鎖力を測定し、トレーニング効果を数値で評価できる器具です。マウスピースのような形状をしていて、これを唇で挟み、口を開け閉めすることで口輪筋を鍛えます。
リットレメーターが口腔機能発達不全症のお子様に良い理由
- 楽しくトレーニングできる: ゲーム感覚でトレーニングできるため、お子様も飽きずに続けることができます。
- 効果が数値でわかる: トレーニングの成果を数値で確認できるため、モチベーションがアップします。
- 口腔機能の改善に繋がる: 口輪筋が鍛えられることで、口の閉鎖力が増し、食べこぼしが減ったり、発音が改善されたりする効果が期待できます。
- 歯並びの改善にもつながる可能性: 口腔機能の改善は、歯並びの改善にもつながる可能性があります。
リットレメーターの使い方
- マウスピースを口に咥える: まずは、リットレメーターのマウスピースを唇で挟みます。
- 口を開け閉めする: 口を開け閉めすることで、口輪筋を動かします。
- 数値を確認する: トレーニングの強さは、数値で確認できます。
リットレメーターで口腔機能を鍛える上での注意点
- 専門の歯科医院指導のもとで行う: リットレメーターの使用は、歯科医師、歯科衛生士の指導のもとで行うことが大切です。
- 無理のない範囲で行う: 強すぎる力でトレーニングすると、口の周りに負担がかかってしまうため、無理のない範囲で行いましょう。
- 継続することが大切: 短期間ではなく、継続してトレーニングすることで効果が期待できます。
まとめ
リットレメーターは、口腔機能発達不全症のお子様の口腔機能改善に役立つトレーニング器具です。楽しく効果的に口の周りの筋肉を鍛えることで、お子様の成長をサポートしましょう。
もし、お子様の口腔機能に不安がある場合は、一度歯科医院にご相談ください。
来年も、より良いブログをお届けできるようスタッフ一同、精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※年末年始休診は12/29~1/5です。1/6より通常通り診療です。