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口臭治療(口臭外来)

このような口臭のお悩みはありませんか?

日常の様々な場面で、お口の臭いが気になる時があります。
例えば、以下のようなシチュエーションが考えられます。

口臭
  • 人と近くで会話する時
  • 多くの人と接する時
  • デートなどロマンチックな場面
  • コミュニケーションが頻繁な職場

「気づかないうちに、相手に不快な思いをさせているのではないか?」と不安になると、自信を持って人間関係を築くことが難しくなるかもしれません。
口臭のことでお悩みでしたら、彦根市にあるイシカワ歯科・矯正歯科 南彦根駅前へお気軽にご相談ください。当院では口臭外来を行っております。

口臭の主な原因

生理的口臭

生理的口臭とは、日常的な生理現象によって引き起こされる口臭のことです。通常、寝起きや空腹時、緊張時などに一時的な口臭が生じます。これらは唾液の分泌が減少し、細菌の増殖が進みやすくなるため起こります。通常、これらの生理的な口臭は口腔ケアや水分補給、歯磨きで改善できます。

病的口臭

病気による口臭で、代表的な原因疾患は虫歯と歯周病です。内臓疾患、特に胃腸の病気も口臭の原因になりやすいです。消化不良を起こすと臭い物質が腸から吸収されて血液に溶け込み、体を循環して肺に入り込み、臭い息となって排出されます。
その他、肝臓機能の低下、糖尿病疾患、呼吸器系の疾患、鼻炎でも口臭が発生することがあります。

外因的口臭

主に食事や生活習慣を原因とする口臭です。ニンニク・ニラ・ねぎ・ラッキョウ・たくあん・納豆などのにおいの強い食品や、飲み物を口にした後、胃の中で唾液と合体し発酵します。この時に発生した臭いやガスによって、口が臭うようになります。
その他、喫煙、口腔衛生、口中環境などの生活習慣に関連した要因でも口臭が生じます。

口臭の原因物質

口臭の成分は様々で、原因に応じて異なる物質が関与しますが、一般的な口臭のガスに含まれる成分を大きく3つに分けることができます。

メチルメルカプタン

虫歯や歯周病が進んだことが原因となります。トイレのにおい、たまねぎの腐ったようなにおいと表現される強烈な口臭です。虫歯・歯周病の治療と予防が必要です。

硫化水素

歯磨きだけでは取り除けない汚れ、歯垢(プラーク)の残存や舌苔(舌に着いた歯垢)が原因です。卵の腐ったような臭いがします。口腔内と舌の清掃で比較的早期に改善します。

ジメチルサルファイド

お酒やたばこなどの嗜好品、あるいは内臓疾患や服用薬に関係すると言われています。腐ったキャベツ、青海苔のような磯臭さなどと表現されます。

口臭チェック方法

気になる口臭を、ご自身でチェックする方法がいくつかあるので、ご紹介いたします。

唾液をチェックする

においの原因として、唾液自体が臭いというケースが多いので、唾液の臭いをチェックします。清潔なティッシュやタオル、また指で歯の表面や舌の上などを拭い、においをチェックします。においがする場合は口臭が発生している可能性があります。

息をチェックする

清潔なビニール袋やコップの中に自分の息を吹きかけて、臭いをチェックします 歯磨き後にも臭いがある場合は口臭の可能性があります。歯周病の可能性もあるので注意しましょう。

口臭チェッカーを使う

市販の口臭チェッカーを使用するという方法もあります。悪臭の元となる揮発性硫化物を測定して、臭いの有無を判別できます。ただし、たばこを吸った後などは正確な数値が出にくい場合もあり、必ずしも正確な測定結果が出るとは限りません。

当院で行う口臭治療と予防策

歯の表面の磨き残しや虫歯・歯周病は口臭の原因になります。予防のためにも3ヶ月~半年に1回のペースで歯科医院の定期クリーニングに通うのも効果的です。セルフケアと並行して、医療機関へ足を運ぶことをおすすめします。

当院で行うプロフェッショナルケア

歯垢・歯石のクリーニング

PMTC歯垢(プラーク)や歯石が口内に蓄積すると、口臭の原因となります。専門的な器具を使用して、歯垢や硬化した歯石を効果的に取り除きます。このクリーニングでこれらの異物を取り除き、口臭の改善を目指します。

歯周病や虫歯の予防

歯垢が歯の表面に残ると、そこに細菌が繁殖し、歯のエナメル質を侵害する虫歯を引き起こす可能性が高まります。また歯石や歯垢が歯茎に付着すると、歯周ポケット内での細菌の増殖を助長し、歯周病の原因となります。
クリーニングによって歯と歯茎のまわりを清潔に保ち、歯周病や歯周病を改善・予防します。

フッ素の塗布

フッ素塗布を行うことにより、歯のエナメル質が強化され、酸による溶解が抑制できるようになります。初期の虫歯に対する改善効果も期待できます。

自宅で出来るセルフケア

歯間クリーニング

歯間クリーニング歯間クリーニングは、口の中で歯ブラシが届かない箇所に溜まった食べかすや、歯垢を取り除くための重要なセルフケアです。歯間ブラシやフロスを歯間に挟み、ゆっくりと上下に滑らせて食べカスを取り除きます。力を入れすぎず、歯肉にダメージを与えないようにしましょう。これにより、虫歯や歯周病のリスクが低減できるようになります。

正しいブラッシング

2分間ほどかけてしっかりと、上の歯と下の歯を別々に磨くことがポイントです。歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境界に沿って45℃の角度で立て、軽い圧力をかけながら優しく往復させるように動かします。
内側と外側の歯の表面を磨いたら、舌側や噛み合わせる面も丁寧にブラッシングすることが重要です。